ケンブリッジより電車で北上50分、ピーターバラという駅で下車し、乗換20分程のリンカンシャー州のグランサムという駅にて最後の滞在先としてお世話になる夫婦と待ち合わせをしていた。このグランサムという町は元首相のサッチャーさんの出身地として有名。そこから車に乗ってさらに30分程行ったとても小さな町、スキリントンに夫婦の家がある。
端から端まで歩くのに10分くらいしかかからない、郵便局、パブ、協会がある小さな村。
この一帯はコッツウォルズと同じライムストーンが採れる地域であり、ライムストーンの家が多くみられるが、屋根が瓦のパンタイルであることにイングランドの東っぽさを感じる。
4か月のイギリス一般住宅渡り歩きの旅はこの町が最後。クリスマスをここで迎えることとなる。畑に囲まれた小さな静かな田園地帯でイギリスの田舎の落ち着いた暮らしを体験できそうだ。